サステナビリティ SUSTAINABILITY

SDGs

SDGs

持続可能な開発目標(SDGs)は、2015年に国連の193の加盟国による全会一致で採択された、2030年までの達成を目指す世界の取り組みです。

アディッシュグループは、ミッション「つながりを常によろこびに」のもと、インターネット上で人と人がつながるからこそ発生する課題を解決し、利用者にとって健全で心地よい居場所をつくることを目的としたカスタマーリレーション事業を展開しています。サステナビリティ基本方針に基づく継続的な事業活動・組織活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

sdg_poster_ja_2021-1 ※本ページで紹介する内容は、グループ企業の取り組みが含まれています

事業活動を通じた社会課題解決への取り組み

スタートアップ支援で持続的な経済成長に貢献


イノベーションを創出するスタートアップの成長支援をカスタマーサクセスサービス(※)を通して提供しています。スタートアップは、成長ステージにより発生する課題が変わり、これらの課題を早期に解決することが求められています。当社グループでは、「顧客の成功体験の最大化」を生むための戦略立案から実運用、コンサルティング、常駐/派遣サービスまで総合的な支援をしています。

※「顧客の成功体験の最大化」。顧客が成功に向かうことができるよう顧客に寄り添い、顧客の成功とは何かを深め続ける取り組みのこと

ICT教育により情報社会で活躍できる力を醸成


いじめの早期発見、インターネットやSNSの正しい使い方などに関するリテラシー講演やICT教育の提供を通じて、児童生徒が健全にインターネットを活用し情報社会で活躍できる力の醸成に貢献しています。

いじめに関連する投稿や児童生徒の個人情報がわかる写真や投稿がされていないか、インターネット上をパトロール(モニタリング)する取り組みから、LINEを利用したいじめや悩みの相談、第三者がいじめに関する情報を匿名で投稿できるツールまで、全国の公・私立学校3,500校以上に導入・活用されています。

企業訪問の受け入れや地域社会の学校訪問を通して、未来社会を創る児童生徒と直接触れ合いながら、インターネットやSNSリテラシーの啓発に取り組んでいます。

関連リンク

閉鎖的な空間で行われるいじめを第三者が連絡することにより、いじめの早期発見を目指すいじめ匿名連絡サイト「スクールサイン」の提供
LINEを使用して専門カウンセラーによる相談対応を備えた「SNS相談・通報サービス」

イノベーションによる安心安全なコミュニティサイトの運営支援


コミュニティ運営会社とユーザー双方にとって安心安全なコミュニティサイトの運営を支援しています。インターネット社会(ソーシャルメディア)を心地よい場所とするためには、コミュニティ運営会社は健全化対策を、ユーザーは自身が投稿したことによる社会への影響を考慮した発信をすることが重要と考えています。

当社グループのビジョンである情報社会が誰もが安心して過ごせる「居場所」となるよう、これらサービスの提供や情報発信を通して、インフラともなったソーシャルメディアの健全性に取り組んでいます。

MaaSの発展支援で地方創生を推進


地方都市における交通をシームレスにつなぐMaaS(Mobility as a Service)の推進を支援するため、MaaS関連事業者へカスタマーサクセス・カスタマーサポートを提供しています。自治体MaaSの実証実験に参加し、事業者の負担軽減、MaaSアプリの利便性、利用者の満足度向上に取り組み、モビリティ課題を通して地方活性に取り組んでいます。

パートナーシップで持続可能な社会の取り組みを活性化


アディッシュグループは新しく生まれた市場の拡大に貢献し、市場が拡大することにより発生した課題の解決に取り組んでいます。各市場をけん引する企業や団体とパートナーシップを組むことで新たな価値を創出、経済発展に貢献していきます。また、ネットいじめ対策や誹謗中傷・炎上対策などのソーシャルグッドな事業から得た知見を、官公庁との連携により活かしていくことで、ミッション「つながり」が「よろこび」であり続ける社会を推進していきます。

組織活動を通じた社会課題解決への取り組み

多様性を受容した労働環境の推進


従業員一人一人の個性や価値観、働き方を受容し、個々の能力が発揮できる、安心安全な労働環境の提供が重要だと考えています。

「一人一人が、働き方・キャリアを自分でつくる会社」を基盤ミッションに、この土台・選択肢をつくり、従業員自身で働き方を改善できるよう、対話がなされる文化の醸成に注力しています。

人材の強化


基盤ミッション「一人一人が、働き方・キャリアを自分でつくる会社へ」のもと、新たな価値を創出し、事業成長の原動力となる重要な人材の強化に取り組んでいます。個々が目指すキャリアへ向かって能力が発揮できる教育や研修の提供、働きがいのある環境の整備を通して、VUCA(ブーカ・不確実性)の時代に活躍できる人材を育成しています。

責任ある経営基盤の構築


アディッシュグループは、社会から信頼される企業であり続けるため、内部統制の確立、監査機能の充実や業務プロセスの改善などを積極的に行い、ガバナンスの強化に取り組んでいます。

よりよいサービスを継続的に提供していくために、情報資産に対して、適切な対策を実施し、継続的な改善に取り組みます。

アディッシュグループの事業は、カスタマーリレーション事業であり、顧客との信頼関係の上に成り立っています。顧客の信頼を保持し、企業理念に基づいたよりよいサービスを継続的に提供していくために、物理的、技術的なセキュリティ強化を実施しています。

企業理念実現に向けた取り組み

アディッシュグループは、ミッション・ビジョンを軸にした経営を行っています。持続可能な企業となるためには、従業員一人一人がミッション・ビジョンの存在意義を理解し、これの実現に向けた考え方や行動をすることが重要と考えています。

アディッシュに入社した社員全員に対して、代表によるミッション・ビジョン、スタンダード(行動指針)のレクチャーを実施しています。実現したい社会像を定義しているビジョンの理解・浸透を目的に、「ビジョンラボラトリー委員会」が中心となり活動しています。本活動を通じて、社会における私たちの存在意義を考える機会を持ち、ビジョンが事業活動や個々の業務にひもづいていることへの意識、ビジョンをもとに行動や判断ができるよう社内活動を行っています。