サステナビリティ SUSTAINABILITY

Social

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社会に関する方針

アディッシュグループは、ミッション・ビジョン実現のため、サステナビリティ基本方針のもと、経済や環境、社会に配慮し事業活動に取り組みます。不確実な社会の中で、新たな価値を創造できる人材開発によりレジリエント(強靭)な経営基盤を構築します。​

間接的な経済インパクト​

カスタマーサクセスによる持続可能な社会の創出​


アディッシュグループは、「カスタマーサクセスのトップパートナー」を目指し、カスタマーサクセス(顧客の成功体験の最大化)の実現によるスタートアップの成長支援を重要テーマとして取り組んでいます。イノベーションを生み出すスタートアップが成長することで、持続的な経済の発展に貢献できると考えています。​

成長ステージに応じたスタートアップ支援​

スタートアップの成長段階は、起業直後のシードステージから事業が軌道に乗り始め顧客が増加するアーリーステージ、安定した収益の確保ができ、事業拡大が見込めるミドルステージなど複数にわかれています。成長段階のステージによりスタートアップが抱える課題は様々です。アディッシュグループでは、各ステージ状況に応じて、カスタマーサポート確立支援・運用代行、解約率改善施策の立案および運営、ユーザー動向分析、LTV(Life Time Value 顧客生涯価値)(※)の向上を含む戦略設計の伴走などのカスタマーサクセスサービスを提供しています。また、急成長に伴い、顧客数増加やプロダクト・サービス方針の転換が発生します。経験を備えた人材の不在により、顧客対応に満足せずユーザーが離脱したり、ノウハウ不足による成長機会の損失などが生じたりします。このような課題の解決に伴走するため、コンサルティングやアディッシュのカスタマーサクセス・カスタマーサポート経験人材の常駐・派遣サービス、カスタマーサクセスに特化した人材紹介サービス(2023年3月開始)を通して、企業の急成長を支援しています。​

※ある顧客が企業と取引を開始してから終了するまでの期間にどれだけの利益をもたらすのかを算出したもの​

カスタマーサクセスに関する情報提供、セミナーの開催​

カスタマーサクセスの学びとキャリアの総合サイト「CS STUDIO」を開設。カスタマーサクセスに関する基本的な情報や、自社のカスタマーサクセス戦略に取り入れられるような実践的な情報、カスタマーサクセスを実践している企業の事例記事などを紹介し、カスタマーサクセスの実現に取り組む企業を支援しています。また、カスタマーサクセスに取り組みたい企業に向けたセミナーの開催を通して、成長につながるカスタマーサクセス導入の普及に取り組んでいます。​

関連リンク

「CS STUDIO」

外部パートナーとの協働・参画

アディッシュグループは、スタートアップの成長を手がける企業や団体とパートナーシップを積極的に組んだり、スタートアップイベントに登壇やパートナー参画しています。2021年には、アディッシュのノウハウをベースにしたカスタマーサクセスの包括的な知見を習得できる実践的なプログラム「カスタマーサクセスマスターコース」を、ランサーズデジタルアカデミーへ提供しています。

外部パートナーが持つネットワークの活用や知見の提供を通して、スタートアップの成長を後押しすることにより、持続可能な経済発展に寄与していきます。

人権・コミュニティ​

イノベーションによるコミュニティサイトの健全化


アディッシュグループのビジョンである、情報社会を誰もが安心して過ごせる「居場所」にするために、インフラともなったソーシャルメディアの健全化に取り組んでいます。コミュニティ運営会社は健全化対策を、ユーザーは自身が投稿したことによる社会への影響を考慮した発信をすることが重要だと考えています。サービスの提供を通して、誰もが安心して心から求める情報をもつことができる社会を目指していきます。​

投稿者の情報モラル、SNSリテラシー向上​

ユーザー自ら投稿内容の問題に気づく、「再考アラート」の有用性が報告されています。2020年9月、投稿者がコミュニティなどへ投稿する前に、内容再考の機会を促すAI検知サービス「matte(マッテ)」を開発しました。トラブルの元となる不適切な内容を投稿者自身が気づくことで、リテラシー向上やユーザー間トラブルの防止が期待できます。​

コミュニティ運営企業がユーザーに安心安全なコミュニティを提供し続けるためには、ユーザーへの働きかけと共に、企業価値の低下につながる炎上対策を講じることが必要です。アディッシュでは、2021年9月にSNS炎上対策SaaS「Pazu」の提供を開始しました。Twitter上の投稿を自動検知する「炎上対策」機能と、炎上メカニズムやSNSリテラシーを学ぶことができるeラーニング「SNSリテラシー教育」を同時に提供します。企業の炎上リスク対策と共に社員一人一人のリテラシーを高めることで、企業が健全に成長できる社会を目指しています。​

人的資本の強化

人的基盤の開発・強化


アディッシュグループは、「一人一人が、働き方・キャリアを自分でつくる会社へ」を基盤ミッションに掲げ、新たな価値を創出し、事業成長の原動力となる重要な人材への強化のため、個々の能力や意欲を発揮できる環境の提供、働き方の実現に取り組んでいます。

事業領域であるカスタマーサクセスの提供においては、データによる顧客状況の可視化や顧客データ統合による解約可能性の予測など、データ活用のスキルが不可欠です。従業員一人一人の持続的な成長を支援し、事業成長に欠かせないデジタル人材の育成を推進しています。

人的基盤の開発​

人材未来会議​

経営陣と管理職による、評価・報酬と従業員のキャリア開発を検討する人材未来会議を、年に2回開催しています。従業員一人一人が抱く働き方への価値観や日々の取り組みを踏まえ、今後のキャリア開発の支援策を本人の希望と共に検討、個別面談の実施を通し、一人一人にあった成長支援やキャリア形成に取り組んでいます。​

人的基盤の強化​

カスタマーサクセスプライムラーニング(CSPL)教育

アディッシュでは、カスタマーサクセスによる企業の成長支援を事業の中核としています。アディッシュのサービス全てが「カスタマー」に関わっており、CSPL教育は、関与するステークホルダーの「成功体験を最大化する」ために身につける考え方・手法と位置づけ、2022年よりアディッシュ全社員を対象に実施しています。一人一人がカスタマーサクセスを実現していくことができる組織になることで、支援企業とアディッシュ双方の持続的な成長を目指していきます。​

人的基盤の強化​

データリテラシー研修

DXやRPAのツールに頼るだけでなく、従業員一人一人のデータリテラシーを向上させること、および自身に合うデータ基盤の構築を推進し、各自がデータを活用して業務推進できることを目的に研修を実施しています。基礎レベルは受講必須とし、応用レベルは各人の業務内容や学びたい意欲により自由に選択ができます。一人一人がデジタル社会で活躍できる人材の育成に取り組んでいます。

人的基盤強化への制度・取り組み

キャリア形成支援 内容
フィードバック制度 一人一人が”事業を築いている人”という考えをベースに制定した評価制度のこと。 アディッシュでは、職能タスク、事業タスク、キャリア開発にわけて目標設定をしています。本フィードバック制度は、個人の日々の専門業務を指す「職能タスク」と、事業部やチームが将来ありたい姿に到達するために個人が成すべき事柄を指す「事業タスク」の精度を高めるためのものです。
社内留学制度 中期的なキャリア開発計画は定まっていないけれど、他部署や他職種に少し興味がある、ちょっと経験してみたいなど、仕事理解と、各自の隠れた能力や適性を見つけることを支援する制度。挑戦してみたいという気持ちさえあれば応募ができます。
社内公募制度 社内の求人に応募できる制度。この制度を利用することで、在籍しながら新しい職能やキャリアへ挑戦することができます。部署内外問わず応募が可能です。
自主学習支援制度 内容
研修受講・資格取得補助制度 業務にひもづく、または業務に貢献が見込まれる研修や自助努力に対し、年5万円まで支給される学習補助制度。
英語学習補助制度 自身で取り組んでいる語学学習(英語、スペイン語、フランス語、中国語など)に、年5万円まで支給される学習補助制度。

ダイバーシティ

ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン


アディッシュグループは、「情報社会をあなたの居場所に」をビジョンに掲げ、情報社会を誰もが安心して過ごせる「居場所」となる社会の実現を目指しています。ビジョン実現のためには、相手の置かれた環境やその人自身の立場や背景、スキルなど関連する状況を見つめることが大切です。そのために、アディッシュグループで働く一人一人が、多様性を互いに受け入れ、「つながる」よろこびをうむために何をすればよいのか、考え抜く人たちでありたいと考えています。

関連リンク

DE&I

健康経営

健康と安全


アディッシュグループでは、誰もが、その人らしく、心身ともに健康であることが企業の持続的な成長において重要と考え、従業員の健康保持・増進の取り組みを進めています。国籍・性別・年齢・職種に関わらず誰もが能力を発揮できるよう、一人一人の個性や価値観、働き方を受容し、安心安全な職場環境の提供を行っています。

柔軟な働き方を選択できる制度・取り組み

年次有給休暇を時間単位で取得できる「時間単位制有給制度」
妊娠中の時差出勤やリモートワークによる個々の状況に応じた就業形態の提供
ジェンダー問わず育休取得希望者は100%取得できる環境
産・育児休業中の心理的不安を緩和して復職をサポート
出勤振り替え制度」による持続可能な働き方を実現

従業員の心身管理・保持・改善への取り組み

労働基準法に基づく時間外上限規制や年間有給休暇取得義務日数などのコンプライアンスの遵守
法令で対象とされる全ての従業員に対し、法定健康診断の実施と受診促進
産業医によるカウンセリングの実施
定期的なストレスチェックの実施
内部通報窓口(ハラスメント行為や不正行為の通報など)の設置
リモートワーク活用によるウイルス感染リスク低減措置