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[江戸トーク] 業務をたな卸しするメリット

代表 江戸Talk

2021/07/29 江戸Talk

今日は、洗い出し、「たな卸し」の話をしようと思います。
僕自身、「たな卸し」が好きで色々なタイミングでやっています。

ここで言う「たな卸し」は、自分の業務やタスクの何にどのくらい時間を割いているかを把握することです。


私の場合、人生に対してというと大げさかもしれませんが、仕事以外を含めた24時間で何をやっているかの「たな卸し」をたまにやってます。
今回は、人生の「たな卸し」だと話が少し広すぎるので、今回は業務視点で話そうと思います。

業務における「たな卸し」は、つまりは自分が何の業務にどの程度時間を費やしているのか、を見えるようにしていくこと。ここで大事なのはかなり個別具体的に書くというところですね。

ルーティン業務もあると思いますし、例えば定例や毎月決まった作業もあるでしょう。それ以外にも突発的なこともあると思います。
ルーティン業務も、日や月によってかかる時間が変わるとか、あるいは内容によって変わる場合もあると思います。

こういった内容をどんどん洗い出していく。これを「たな卸し」と呼んでいます。

これ、結構発見があると思います。

僕の場合は、始めたのはだいぶ前ですが「たな卸し」していくと、「自分で何かを生み出してるな」とか「新しい価値つくってるな」と思える時間が相当少なくて、結構ショックを受けたという経験があります。

やってみると同じような経験をされる方もいるんじゃないかなと。

他には例えば、”Aのミスを防ぐために新たに始めたことが、逆に煩雑な業務が増えた”という場合に「たな卸し」が有効だと思います。

オフィスの備品なども不要なものは処分すると思います。その時は必要と思い用意したけれど、実際使われないことも多々あり、使っていない物を処分しないと、スペースが空かなくなる。
これと同じで、自分に新しいミッションを与えるときや、新しいチームとして動こうという時に「たな卸し」をして、時間に余白を設けることができるとよいなと思います。

「たな卸し」もコツがあって、自分一人で進めようとすると、最初なかなか着手しないので、誰かに話しながらや一緒にやる相手を作って進めたほうが早く始められます。

僕も最初は少し手伝ってもらって、慣れてきたら自分ひとりでできるようになりました。

下半期に入ったことですし、業務量に課題がある人は、ぜひやってみていただければいいなと思います。