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代表・江戸Talk


[江戸トーク] 東京証券取引所マザーズ市場上場によせてⅠ「想いは変わらない」

代表 江戸Talk

2020/03/30 江戸Talk

2020年2月19日「想いは変わらない」

 

私たちadishは、今日、東証マザーズより上場承認を受けました。
まずは、みんなありがとう!!!そしておめでとう!!!

何百、何千、何万社とベンチャーが生まれてくる中で、
ここまで来れるのは、本当にひと握り。

それが実現できたのは、
毎日、問題のある投稿がないかチェックする一人ひとりがいて、
お問い合わせに対応する一人ひとりがいて、
顧客に提案し、交渉する一人ひとりがいて、
必要なシステムやプロダクトを開発する一人ひとりがいて、
そのために必要な支援を行う一人ひとりがいて、
全体がつながって組織活動がなされて、
のことだと、とても思う。

上場は、会社を設立するころからやろうと決めていたし、
実際に2016年頃から動いて、足掛け4年越しのプロジェクトです。

膨大にやることがあったなと本当に思うし、
管理部門中心に、それを全部こなしていったことは本当に大変だったし、
自分自身もプレッシャーで相当にキツかったことも覚えてます。

私は、adishにおいて、会社を私物化するような思想はなくて、
みんなで作っていくパブリックな会社であって欲しいとずっと思ってきました。

なので、上場を会社の目的にしたことは一度もない。
でも会社が成長していく上では、非常に有効な手段だし、
資金調達、知名度や信用度の向上の意味でも、実現しようと思っていた。

で、いざここまで来たから、
ものすごく大変だったことも事実だから、
すごい達成感あるかなーと思っていたのに、全然ない。
(まあ今日の一連の流れで、ちょっと出てきました!)

やっぱり、adishという会社は、
ミッションとビジョンに沿って全ての事業活動がなされて、
得意な市場領域を考えて、
自分たちじゃなくて顧客にとって価値があるように、
社会に貢献できるように、事業活動が改善・改革されていって欲しいんです。

例えば、悲しいことですが、
今でも子どもがいじめで自殺をする、というニュースは止みません。
つい先日もそういうニュースを目にしました。

こういうの、嫌なんです。悲しくなります。

こういう悲しみとか憤りとかが広がるような情報社会なんて嫌なんです。
もっとよろこびになるような、それぞれの人にとって居場所になるような、
情報社会づくりがしたいんです。

この例は最たるもので、もっと身近な例でも、
自分が使いたいサイトとかアプリが使えない憤りとかも、
やっぱり解決したいんです。
そういう解決ができるようにしたくて、各事業をつくってきたんです。

現時点、私たちがどのくらい、このような課題を解決できているかと言ったら、全然だなって思っています。

世の中とか社会的にみて、
自分たちがインパクトがあるかというと、まだまだ全然ない。

今の10倍、100倍の価値をもたらせるようになりたいと思うし、
世界に向けて、そうなれたら、
自分たちや、あるいは自分たちの次の世代に、
胸を張れるんじゃないかな。

それがやっぱり、本来的な目的だし、目指すゴールだよなと。

そういう事業づくり、プロダクトづくりに、
今後、投資していって、目指す本来的なゴールを達成しにいきたいなと。

そんな気持ちで、今日を迎えています。

現時点、まだ「承認」です。
ここからあと1ヶ月くらい、きちんとやって、
ようやく「上場」して、
そして、本来的なゴールへ向かってスタートかなと思います!

ということで、粛々と。
今日から、また明日もよろしくお願いします。